WORKS - 施工事例
京都市マンション トイレ漏水修繕工事
経年劣化によるトイレの漏水を修繕
施工概要
京都市山科区のマンションにて、管理会社様からのご依頼でトイレの漏水修繕工事を行いました。既設トイレの経年劣化によって水漏れが発生し、漏れた水が床下を通って下階まで達している状態でした。マンションでの水漏れは、発生した住戸だけではなく下階の住戸にも影響する可能性があるため、できるだけ早く漏水箇所を特定し、適切な修繕を行うことが重要です。
お客様からのご要望
- トイレから発生している漏水をできるだけ早く止めたい
- 下の階まで水漏れしているため、原因をしっかり確認してほしい
- 漏水によって傷んだ床もきれいに直したい
- 古くなったトイレを新しいものへ交換したい
- 今後安心して使用できる状態にしてほしい
というお悩みをいただきました。
まず現地調査を行いました。トイレの水漏れというと、便器の周囲に水がにじむ程度の症状をイメージされることもありますが、漏水箇所や漏れている期間によっては、床材や床下地まで水が入り込んでいる場合があります。
さらにマンションの場合は、床下を通じて下階へ水が回ってしまうケースもあるため注意が必要です。
今回も下階まで漏水していることが確認されていたため、表面的な補修だけではなく、トイレを一度撤去し、床下や排水設備まで確認したうえで修繕方法を検討しました。
現地調査の結果
現地を確認したところ、既設トイレには長年使用されてきたことによる経年劣化が見られました。給水設備や便器まわりを確認するとともに、漏水状況を詳しく調査した結果、トイレ設備の経年劣化に起因する水漏れが発生していることが分かりました。
水は便器周辺だけにとどまらず床下へ入り込み、下階にまで漏水している状態でした。また、床表面に施工されていたクッションフロア(CF)にも漏水の影響が見られたため、トイレ設備のみを交換するのではなく、床材についても張り替えが必要と判断しました。
マンションの漏水工事では、目に見える部分だけで判断すると、床下に残った劣化や水分を見落としてしまう場合があります。そのため今回は便器を撤去して床を一部開口し、床下の状況と排水管まわりを直接確認することにしました。
施工内容
今回は、漏水の原因を解消するとともに、床下までしっかり確認・補修し、安心してトイレを使用できる状態に戻すための修繕工事をご提案しました。
- 既存トイレの撤去・漏水箇所の確認
- 床の解体・床下および排水設備の確認
- 床下地の補修・復旧
- クッションフロア(CF)の張り替え
- 新しいトイレの設置・給排水接続
- 漏水確認・仕上がり確認
① 既存トイレの撤去・漏水箇所の確認
まずは既存の便器と温水洗浄便座を取り外し、トイレ設備の撤去を行いました。
トイレの漏水では、便器と床の接続部分や排水管、給水管、止水栓など複数の箇所が原因となる可能性があります。表面から確認しただけでは原因や漏水の広がりを正確に把握できないケースもあるため、今回はトイレを取り外したうえで床面や排水設備の状態を確認しました。
長年使用していた設備では、目に見える便器自体に大きな破損がなくても、接続部分や内部の部材が少しずつ劣化している場合があります。今回も経年劣化によって漏水が発生していたため、古い設備をそのまま再利用するのではなく、新しいトイレへ交換することで今後の水漏れリスクを抑えることにしました。
施工後
- 経年劣化していた既存トイレを撤去しました。
- 漏水していた部分を直接確認できる状態にしました。
- 新しいトイレへ交換することで、設備の老朽化による再発リスクを抑えました。
② 床の解体・床下および排水設備の確認
既存トイレを撤去した後、漏水による影響を確認するため床の一部を解体しました。
床を開口すると、トイレの排水管周辺だけでなく、床下の木下地にも漏水した跡が確認できました。水漏れを長期間放置すると、床材だけではなく床を支えている木材まで水分を含み、腐食やカビ、強度低下につながることがあります。
特にマンションでは下階への漏水につながるため、「水が止まったから大丈夫」と判断するのではなく、床下まで確認することが重要です。今回は床材を必要な範囲まで撤去し、床下の状態を確認しながら作業を進めました。排水管のまわりについても確認し、新しい便器を問題なく接続できるよう準備を行っています。
施工後
- 漏水による影響が見えなかった床下まで確認できました。
- 排水設備周辺の状態を確認し、新しいトイレを設置できる環境を整えました。
- 傷んだ部分を残さず補修することで、安心して使用できる床下環境へ改善しました。
③ 床下地の補修・復旧
床下の状態を確認した後は、新しい床材とトイレを安全に設置できるよう床下地を補修していきました。
トイレは毎日使用する設備であり、便器自体にも重量があります。そのため、床下地に傷みが残っている状態で仕上げ材だけを張り替えてしまうと、将来的な床の沈みやぐらつきにつながる可能性があります。
今回は漏水の影響を受けた箇所を確認したうえで床下地を整え、新しい構造用合板を施工しました。排水管の位置に合わせて開口を設け、周囲をしっかり固定することで、新しい便器を安定して設置できる床へ復旧しています。漏水修繕では「漏れているところを直す」だけではなく、その水によって傷んだ周辺部分まで適切に復旧することが重要です。
施工後
- 漏水の影響を受けた床下地を補修しました。
- 新しい便器を安定して固定できる床へ復旧しました。
- 床の強度と安全性を確保し、長く安心して使用できる状態に整えました。
④ クッションフロア(CF)の張り替え
床下地の復旧後は、漏水によって傷んでいた既存のクッションフロア(CF)を新しいものへ張り替えました。
クッションフロアは、トイレや洗面所などの水まわりで多く採用されている床材です。水や汚れを拭き取りやすく、お手入れしやすいことから、トイレの床仕上げにも適しています。
今回は漏水によって既存の床材にも影響が出ていたため、新しく張り替えることで衛生面と見た目の両方を改善しました。明るい色味の床材を施工したことで、施工前と比較してトイレ空間全体も明るく清潔感のある印象になっています。
施工後
- 漏水によって傷んだ床材を新しく張り替えました。
- 汚れを拭き取りやすく、お手入れしやすい床になりました。
- トイレ空間全体が明るく清潔感のある印象になりました。
⑤ 新しいトイレの設置・給排水接続
床の復旧が完了した後、新しいトイレを設置しました。
便器の設置では、排水管との接続位置を正確に合わせることが重要です。接続部分にズレや施工不良があると、再び漏水を起こす原因になる可能性があるため、排水部材を確実に施工し、便器を適切な位置へ固定していきました。
あわせて給水設備や温水洗浄便座なども接続。施工後には実際に水を流し、給水側・排水側の接続部分から水漏れがないかを確認しました。
施工後
- 経年劣化していたトイレから新しいトイレへ交換しました。
- 給排水設備を確実に接続し、水漏れがないことを確認しました。
⑥ 漏水確認・仕上がり確認
すべての工事が完了した後は、トイレを実際に使用した状態を想定して通水確認を行いました。
給水管や便器との接続部分、排水部分などを確認し、新たな水漏れが発生していないことを確認しています。マンションの漏水工事では、ご依頼いただいた住戸だけでなく下階へ影響を及ぼす可能性があるため、施工後の確認まで丁寧に行うことが大切です。床の仕上がりや便器の固定状態についても確認し、問題なく使用できる状態で工事完了となりました。
施工後
- トイレからの漏水を解消しました。
- 新しいトイレへ交換し、安心して使用できる設備環境になりました。
- 傷んでいた床も補修・張り替えを行い、清潔感のある空間へ改善しました。
- 漏水箇所だけでなく床下まで確認することで、見えない部分も含めて修繕しました。
お客様の声
今回の施工では、
- トイレの経年劣化による漏水の解消
- 床下の確認・補修
- クッションフロア(CF)の張り替え
- 新しいトイレへの交換
を行い、安心して使用できるトイレ空間を実現しました。
管理会社様からも、
- 「水漏れが直り安心しました。トイレも床も新しくなって、とてもきれいになりました」
と嬉しいお言葉をいただきました。
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マンション・戸建てを問わず、水まわりのトラブルは放置すると被害が広がってしまうことがあります。特にトイレの漏水は、便器や給排水設備だけでなく、床材や床下地など建物そのものの修繕が必要になるケースもあります。KSA建匠では、設備だけを交換するのではなく、現地の状態を確認したうえで必要な工事をご提案いたします。新築・リフォーム・修繕工事に対応し、宮大工の経験を活かした高度な木工技術を強みとしております。どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。